大分県立大分上野丘高等学校同窓会ホームページ<公開版>

上高リレー執筆 /DEAR FRIENDS(ディアフレンズ)コンサート編(4)

(2011.12.01 掲載)

DEAR FRIENDSコンサートを観て・聴いて』

 

 匿名(20期・男子)

 

 "僕らの時代"・・・これが今年のコンサートのコンセプトらしい。

「どんな曲が並ぶのだろう?」 DEAR FRIENDSのリーダーの森進一郎君(20期)と同じ時代を過ごして来た私は興味津々で会場へ 向かった。

ディア フレンズ写真1.jpg オープニング。ステージが照らし出され、アコースティックギターの音色が聞こえて来た。『なごり雪』『ロードショー』『20才のめぐり会い』『加茂の流れに』・・・青春時代のせつない想いを綴った詞が続く。コンサートのファースト・メッセージとしてこれらの曲を選んだDEAR FRIENDSメンバーの感性に想いを巡らしながら、何となく納得。

 

 前の座席の婦人達の後ろ頭と肩が曲に合わせて左右に揺れる。顔は見えないがこれらの曲を若い頃に聴いた人達に違いない。そのうちにステージが明るくなって森君の挨拶とトーク。温厚で誠実な人柄が伝わって来る。

 

 前半の最後のコーナー。森君は水色のエレキギターに持ちかえて若大将に。『ブラック・サンド・ビーチ』『夜空の星』・・・前席の婦人達の肩の動きが大きくなった。高校生の頃、同級生5人で観た映画のシーンが蘇る。当時、幼稚園児だった弟を「怪獣大戦争」という映画に連れて行く約束をしていた私に、同級生が付き合ってくれた。その時の併映が「エレキの若大将」。1966年、トキハの隣にあった大分東宝だったと思う。映画館を出た直後、5人はエレキバンドの練習を始めることを決めた。当時はピーター・ポール&マリー、ベンチャーズ、ビートルズが相次いで来日し、日本の若者の多くがギターを手にし始めた時代。森君はあの頃の"僕らの時代"が生み出したスターの一人。

森君/エレキ.2.jpg  森君がステージで「休憩が待ち遠しくて・・・」と話すと、前席の婦人達は大きく頷き、会場がドッと湧いた。40年以上も昔の若大将の曲を口ずさみながら、休憩タイムで明るくなった観客席は現実に戻った。

 

【次回はコンサート後半を紹介します。】